皆さんは漆喰って知っていますか? 昔の土蔵やお城などの白壁 あれが漆喰です。漆喰は古くから使われており、特に湿気の多い日本においては、非常にその機能が生活にフィットした塗建材だったのです。
しかし、昨今多くの新建材や新しい工法の進歩によって、漆喰の存在価値が失われてしまうのではないかと危惧されるほど衰退してしまいました。
確かに、手間が掛かる・意匠性に乏しい・コストが高い・施工できる手が少なくなった等、マイナス面が強調され塗建材として採用され難くなっています。しかしなぜ土蔵やお城が長い年月を経ても現在まで残っているのか・・・・
つまりは耐久性が非常に優れている証ではないでしょうか。湿潤な気候の中で長期間に渡って物を保存したり、建物を維持する為には大変な工夫が必要です。
それを克服したのが、漆喰という塗建材だったのです。そして、現在は漆喰が持っていた幾つもの機能が必要とされる、そんな時代になってきています。よく問題になっているシックハウス症候群は 建材・塗料・接着剤等に含まれる化学物質に過敏に反応し 吐気や目眩等を引き起こす病気で、すぐに症状が出なくても 後年突然症状が現れたりする厄介な病気です。漆喰はシックハウスの原因となる化学物質が一切入らない自然系の素材のみで構成された安全・安心な材料です。また、湿気の吸収・放出や防カビ性、臭いの吸着など、現在の住宅環境の諸問題を一気に解決できるのが漆喰なのです。
この、漆喰を塗料として気軽に施工できるようにと開発された商品を皆様に提供すべくここに 大谷塗料の「漆喰PSP」をご紹介いたします。先に述べた漆喰の機能をそのままに、本来 左官による施工を 一般的な塗料として刷毛やローラーで手軽に施工できます。
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こちらからどうぞ。
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