前回は塗料の種類の説明の初回ということで、大きな区分けとして油性と水性の説明をさせていただきましたが、さらにもう少し細かく分類していきましょう。当然ですが塗料も塗装をする相手(被塗物)によって違ってきます。厳密には屋根を塗る塗料で壁は濡れない・・ということです。また木に塗装する塗料と鉄に塗装する塗料ではやはり違います。まずは「何を塗装するか」このことが第一の条件となりますので、塗料を購入される場合はたとえば屋根を塗る、ウッドデッキを塗る、鉄の柵を塗る等塗装するものの素材を見極めてアドバイスを受けることです。最新の技術により複数の素材に塗装できる塗料も出てきていますが、基本的には万能塗料というのは存在せずやはり木には木部用、鉄には鉄部用、建物には建築用といったそれぞれに見合った塗料を使用することが後々のトラブル回避につながりますのでなるべくくわしく塗料販売店に伝えて適切な塗料を購入してください。またそれに付随する条件も選択上の重要な項目になります。例えば塗装する物が海のそばにあるとか、家の上が山で木が多いとか、時間がたってしまった車のボディ補修とか 塗装する物が置かれている環境や経過、現在の状態 さらにはまわりの環境(住宅密集地での塗装や交通量の多い道路のそば)も塗料選択上のポイントとなります。また家族で塗装をするとか、3日で塗装しなければならないとか、室内での塗装とか作業上の条件も差し支えない範囲で伝えることでより適した材料入手の近道となります。当社ではそれらの諸条件をひとつひとつお聞きした上で塗料をお選びしています。「どうしょう?」と思われたら ぜひご一報くださいます様お願いいたします。
>>トピックス一覧へ