さて、色の見え方については 人それぞれで十人十色とは言い得て妙といったところでしょうか!さらに基本部分を推し進めていくと「光の三原色」と「色の三原色」というのが出てきます。光の三原色の方は、みなさんもよく耳にする言葉ではないでしょうか。RGBというアルファベット3文字であらわされるあれです。私がこのRGBとうい言葉に接したのは、カラーテレビというものが世の中に出始めたはるか昔にカラーにする仕組みに興味をもって調べた時に出てきました。RGBとはレッドのR、グリーンのG、ブルーのBとそれぞれの頭文字を組み合わせたもので、この三色が作り出せればこの世のすべての色をつくりだせるという代物です。ちなみにこの三色が混ざり合うと白になります。今、青色発光ダイオードでノーベル賞を受賞した日本の3人の科学者が世界中から称賛されているのは、LEDの世界で青を作ったということです。これはこの光の三原色のうち赤と緑はできても青ができなかったためすべての色を作り出すことができなかったことを可能にしたということも大きな要因の一つなのです。我々が多彩な色彩の世界を楽しめるのもこのような偉大な発明のおかげなわけです。次回は色(色材)の三原色についてです。
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